

健康貢献企業へ
目的・方針
食を通した健康経営の実践
健康企業宣言
2016年4月、グリーンハウスグループの健康経営の実践のため、「社員の健康増進で、いきいきと活躍できる職場と生産性向上で業績改善を実現する」とした健康企業宣言を制定しました。
これを実践するため、Chief Health Officer(最高健康責任者=CHO)を設置し、従業員が主体的に健康づくりに取り組める環境整備を進めるとともに、食を通した健康の実現を図り、お客様の健康にも寄与していくことを目指しています。
健康経営戦略
健康課題の改善に向けて
「食を通した健康貢献企業」を実現するにあたり、まずは従業員が健康であることが前提という考えから健康経営に取組み始めました。主に若年層の肥満、生活習慣病、喫煙率の高さを健康課題とし、具体的な活動方針として「ウェルネスプログラムの推進」を掲げ全社で取組みを進めています。
具体的な取組みから健康経営で解決したい経営上の課題についての一連の流れを「健康経営戦略マップ」に示します。

ウェルネスプログラム
ウェルネスプログラムの推進
2018年2月、「グリーンハウスグループ働き方改革企業宣言(ウェルネスプログラム)」を発表
グリーンハウスグループは、『食を通した健康貢献企業』を目指していきます。
従業員が健康を維持し、増進を図るための「ウェルネスプログラム」に全社で取り組みます。
- ① 長時間残業の徹底改善
- ② 有給休暇の取得推進
- ③ 健康診断受診率100%
- ④ 健康増進の習慣化(肥満防止・運動・休肝日・禁煙)
- ⑤ ウォーキングなどの健康イベント
- ⑥「あすけんアプリ」の活用
以上の取り組みについて、オリジナル指標を用い数値化した『GHG健康経営度ランキング』を活動組織別に社内公表し、ウェルネスプログラムの推進を図っている。
ウェルネスプログラム推進委員会
ウェルネスプログラムを全社で推進するため、田沼社長を委員長とするウェルネスプログラム推進委員会を立ち上げ、具体的な活動を進めています。

健康推進責任者と推進担当者
グリーンハウスグループがお客様に提案する健康への取り組み「Wellness Being」を推進スローガンに掲げ、「健康推進責任者」「健康推進担当者」を中心に各職場での取組みを進めています。
健康推進責任者
各職場の『Wellness Being』を高める推進責任者。ウェルネスプログラムの実践を通して、楽しく働く職場づくりにつなげ、社員のエンゲージメントを高めること。
健康推進担当者
各職場の『Wellness Being』を高める実行推進者。ウェルネスプログラム推進委員会との連携窓口として、実務推進に必要な情報共有を行い、各職場への情報発信と目標達成のための施策を推進。
ウェルネスプログラム:スローガン
みんな元気で 気持ちよく すすめようWellness Being 2023
共に働く従業員全員が、身体的健康管理に励み、
ストレスの少ない精神的健康状態にあり、
お互いに気持ちよく仕事に専念できる
職場環境づくりを目指す!
具体的な取り組み
専門性を活かした社員の健康づくりの取組み
2,000人以上在籍の管理栄養士・栄養士のノウハウを活用した国内最大級のダイエットサイト・食事管理アプリ「あすけん」を活用したイベント「チャレンジ健康プログラム」や「歩いて健康プラスワン!」など、グループ社員が楽しみながら参加できる健康イベント、セミナーを実施しています。
また、社内のイベント実施に加え、残業削減、有給休暇の取得推進や健康診断の受診の奨励、健康増進の習慣化を経営トップの方針として実施しています。


歩いて健康プラスワン
2015年から目標歩数の達成度を競うウォーキングイベントを毎年1回開催しております(昨年度までの平均は約1,000名)。今年度は年2回の開催とし、延べ6,000名が参加しています。
●2022・2023年度は「一日7000歩以上」をテーマにチーム対抗戦で開催。2022年度のイベント参加満足度は3.5点でした(5点満点中)。
参加者の声(イベント参加後のアンケートより)
- ●自身の健康への関心が高まった
- ●ウォーキング・運動への関心が高まった
- ●チームで楽しく取り組めた
- ●職場のコミュニケーションが向上した
- ●よく眠れるようになった
- ●体調が良くなった
- ●体重が減った

あすけんレース
自社アプリ「あすけん」への食事の記録を通して、健康的な食行動への意識を高めるイベント。
●「朝食を毎日食べる」「副菜量を増やす」をテーマにチーム対抗戦で開催。イベント参加満足度は3.6点でした(5点満点中)。
参加者の声(イベント参加後のアンケートより)
- ●自身の食事の傾向がわかり、食事全般を気を付けるようになった
- ●朝食を毎日食べることや朝食の内容を見直そうと思う
- ●野菜を意識的に多く食べるようになった
- ●チーム内でのコミュニケーションが増えた

イベントを通じて、自身の食事内容を見直す機会となり、健康行動の第一歩につながる方が多く見受けられました。
チャレンジ健康プログラム
食事管理アプリ「あすけん」を活用しながら、2ヵ月間、社内管理栄養士のサポートを受けて、個人の健康目標を達成するダイエットプログラム。
プログラムは2013年から始まり、毎年約30名がチャレンジし参加者平均で体重約3kg減量に成功しています。
参加者のヘルスリテラシーの向上に管理栄養士の活躍が寄与しています。
今年はLINEなどを活用した新しいプログラムにバージョンアップし、
さらに体重減だけでなく、腹囲減に28名がチャレンジしました。
結果は…
64%の方が目標達成し、最大3.6kgも減量した方もいました。
加えて良い生活習慣へ改善された方は70%いました。
(生活習慣アンケートより)

参加者の声
- ・ダイエットはひとりではなかなかできなかったので栄養士さんに寄り添っていただいたおかげで達成できました。
- ・的確なご指導ありがとうございました。
- ・今回の経験を今後も継続できればと思います。
- ・普段の食生活について意見を頂いたので参考になりました。
- ・無理なく取り組める目標にして頂いたので頑張れた。
- ・こちらの質問に親身に回答いただき、わからないことが理解でき、大変良かった。

受動喫煙防止・禁煙の取組み
グリーンハウスグループは、「健康貢献企業」として社員の健康と誰にとっても働きやすい職場づくりを進めるため、2020年10月1日より「就業時間内禁煙(休憩時間を除く)」を開始いたしました。啓発活動や禁煙外来を利用した禁煙サポートを行いながら、積極的に禁煙を推進していきます。
- ■喫煙率目標値設定の背景・根拠
健康経営に取組み始めた2016年度時点で、全国の喫煙率約18%に比べ当社では28.5%と大変高い喫煙率でした。禁煙対策が必要と考え、まずは「やめたいと考えている喫煙者(平成27年国民健康・栄養調査約28%)」の数値を参考に2022年度に喫煙率20%を目標に掲げ、喫煙率の減少に取組むことと致しました。 - ■2020年には、グリーンハウスグループは「健康貢献企業」として、社員の健康と誰にとっても働きやすい職場づくりを進めるため、「就業時間内禁煙(休憩時間を除く)」を開始いたしました。啓発活動や禁煙外来を利用した禁煙サポートを行いながら、積極的に禁煙を推進していきます。
- ■2022年度には”禁煙成功者インタビュー”記事を配信

禁煙サポートプログラム参加者の声
- ▶参加者Aさん
- 「喫煙の場所や時間を気にしなくてよくなった」と友人に言われた。気を使わせてたことに気が付いた。禁煙は、良いこと(時間が増える、咳がなくなる、お金は溜まる、臭いがつかない、カフェに入らなくなった)。“タバコミュニケーション“という言葉がありますが現状困っていません
- ▶参加者Bさん
- あの飲み薬はすごいですよ!吸いたくならないですから。
- ▶参加者Cさん
- 「とりあえず今日1日だけ禁煙してみよう」を毎日続けて乗り越えました。気軽に始めてみるといいかもしれません。

メンタルヘルス支援
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1. 外部相談窓口
「こころの健康電話相談」(24時間対応・年中無休)を設置し、仕事や家庭の悩みを相談しやすい環境を整備しています。
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2. ストレスチェックの実施と事後対応
いつでもセルフケアができる環境を整え、ストレスチェック実施後は集団分析結果をフィーバックし、職場環境の改善につなげています。
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3. 管理職向け研修(セルフケア・ラインケア)
安全配慮義務の観点からメンタルヘルスについて年1回の研修を実施。2022年度受講率100%。
ヘルスリテラシーの向上
●毎月15日を「明日の健康を考える日」として健康情報を全社に配信
●ウェルネス動画の配信
WEB&アプリ版グループ社内報Espri-Netで毎月テーマに合わせて様々な健康セミナーを動画で配信
●毎月「今月のおすすめ」動画をポスターにて紹介

●ウェルネス動画



年間シリーズで毎月テーマを変えて配信!




女性の健康
●WEB&アプリ版グループ社内報Espri-Netで社内外リソースを活用しセミナーを配信
2022年度参加状況:852名
<社内栄養士によるセミナー>

<あすけんの”あすママコース”の活用>
グループ会社『あすけん』にてサービスを提供している”あすママコース”を社内でも展開。
※『あすママコース』
妊娠・授乳期の女性の健康的な食事・体重管理をサポートする新しいアドバイスコース

労働安全衛生への取り組み
ウェルネス委員会(衛生委員会)
労働安全衛生法に基づいて、毎月1回衛生委員会を開催。


労災防止策
- ・ハンドブックの活用(危険源に合わせて作成)
- ・定期教育の実施
外部評価
KENKO企業会
KENKO企業会の設立に参画
グリーンハウスは、経営トップのリーダーシップの下、社員の健康増進を真剣に考える企業がボランティアベースで集うKENKO企業会の趣旨に賛同し、設立メンバーとして参画しています(2015年6月)。これまで、「食事分科会」や「女性の健康分科会」に参加し、ヘルスリテラシー向上や、女性の隠れ糖尿病のリスクなどをテーマとした企画を共同開催してきました。2020年度は、食事分科会で「コロナ禍の食生活の変化」~在宅勤務の食生活の課題と対策~をテーマに、アンケート調査から具体的な課題を抽出し、自炊・外食・中食の面から対策を検討しているほか、「健康経営推進分科会」にも参加しています。
また、KENKO企業会に参画している企業が開催する「1day3000ウォーキングチャレンジ」に参加。本イベントは、在宅勤務であっても1日3000歩の継続した運動の機会を創出することを目的とした企業対抗のウォーキングイベントです。
異業種の企業と情報交換するとともに変化していく健康経営について学び、自社の健康経営の企画・推進に役立てています。

KENKO企業会HP(note)へのリンク
https://note.com/kenko_kigyo/n/nf72539e74c46
グリーンハウスグループは、
社是「人に喜ばれてこそ会社は発展する」の下、
食を通し皆さまの健康を支える健康貢献企業を目指します。