History of Green House

成長

since 1960

コントラクトフードサービス事業の拡大とレストラン事業の展開。そして業界のリーダー企業へ

1960年以降、高度経済成長を背景に、グリーンハウスは工場や事業所などの食堂の受託契約を次々と結び、コントラクトフードサービス事業を拡大していく。それは、かつて文蔵が面倒を見た慶應義塾卒業生の後押しが大きな支えとなった。事業拡大の中で文蔵は、立ち退き事件以来温めていたレストラン経営に進出し、東京・新宿にとんかつ「さぼてん」をオープンした。
事業の多角化が進むとともに、人財育成にも注目。調理者の育成に努めるため、調理技術や衛生面での安全性の向上を目的に、業界初の社立調理学校制度を発足させた。調理学校の開校は他社との差別化となり、その後、一流ホテルの仕事である大型パーティの受注に結び付いた。また、社員のモラルとサービスマインドを高める「グリーン運動」の実施など、社是に語られる奉仕の精神を受け継ぐ人財育成の取り組みも進めた。
1970年代以降、産業化が進む外食企業のリーダー的役割をグリーンハウスは担っていく。文蔵は日本給食サービス協会、日本フードサービスチェーン協会(現・日本フードサービス協会)の会長を歴任し、外食産業全体の活性化、イメージ向上のために尽力した。

1960

とんかつ「さぼてん」1号店

民間企業の社員食堂を受託。
翌年には営業所数は10カ所に

1965

業界初のカフェテリア方式を導入

1966

とんかつ「さぼてん」1号店

とんかつ「さぼてん」1号店

初のレストラン事業とんかつ「さぼてん」開店

1967

中国料理「謝朋殿」1号店

中国料理「謝朋殿」1号店

中国料理「謝朋殿」新宿店開店

1969

開校当時の調理学校

開校当時の調理学校

業界初の社立調理学校制度を発足

1972

グリーン運動

創業25周年。
社員のモラルを高め、サービスマインドの高揚を図るグリーン運動の展開

1974

設立された日本給食サービス協会の初代会長に田沼文蔵が就任

1975

業界初の統一メニューを導入

1982

初の民間受託となった東京都小平市立学校給食センター

初の民間受託となった東京都小平市立学校給食センター

公立学校給食センター(小平市)を民間で初受託

1988

Cini・Little International Inc.と業務契約締結

Cini・Little International Inc.と業務契約を締結

米国最大手のフードサービス施設の設計と運営コンサルティング会社Cini・Little International Inc.と業務契約を締結