■ 由来
1673年(延宝元年)4月3日、中国からいんげん豆を持ってきたとされる隠元禅師。
その命日にちなんで、いんげんの日に制定。
■ 特徴
主な生産地は北海道で、そのシェア率は97.3%※。
若いさやを食べる“さやいんげん”とは異なり、成熟した実を食べます。
種類は金時豆・うずら豆・虎豆・毛亡(てぼう)豆・大福豆があり、色や大きさによって、煮物やスープ、
デザートなどに用いられます。
※平成27年度 農林水産省調べ
“究極の保存食”と呼ばれる理由とは?
いんげん豆には、良質なタンパク質とミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
中でも、日本人に不足しがちな栄養素、カルシウム、カリウム、
食物繊維を補うものとして、とてもおすすめの食材です。
近年、日本人の食物繊維摂取量は14g/日前後(目標摂取量20g)と、
深刻な摂取不足が続いています。少量からでも積極的に取り入れましょう!
【食物繊維の一日の目標摂取量】
男性 | 女性 | |
---|---|---|
18~69歳 | 20g以上 | 18g以上 |
(日本人の食事摂取基準2015年度版)
いんげん豆
(ゆで)
13.3g/100g
さらに、いんげん豆は保存性に優れ、乾燥した状態で1~2年の保存が可能です。
小さな粒の中にギュッと詰まった栄養素をいつでも食べることができるいんげん豆は
“究極の保存食”です。
今月の○○の日
他にもあるある!
パンの日(12日)
1842年4月12日、江川太郎左衛門という代官が、
「兵糧パン」と呼ばれる乾パンを日本で初めて本格的に製造。
この日を記念してパン食普及協会が、1983年に制定。
オレンジデー(14日)
愛知県の柑橘類生産農家が1994年、日本記念日協会に登録。
2月14日のバレンタインデー、3月14日のホワイトデーに続き、
4月14日はオレンジやオレンジ色の物をプレゼントする風習もあるのだとか。
羊肉の日(29日)
「429(ヨウニク)」と読む語呂合わせで2004年に北海道の
郷土料理ジンギスカンをPRするために、
ジンギスカン食普及拡大促進協議会が制定。