9月15日はひじきの日

■ 由来

これからの高齢化社会に向け、単に寿命が延びるだけでなく、健康に長生きしていくことが
大切であるとの考えから、「ひじきをもっと食べて健康に長生きしてください」との願いを込めて、
9月15日 (旧 敬老の日)が「ひじきの日」に制定されました。

■ 特徴

カルシウムやマグネシウム、食物繊維を多く含む。「芽ヒジキ」「長ヒジキ」などの種類があり、
乾燥させたものを水で戻して使用する。国内産の多くは天然。
油との相性も良く、炒め物や天ぷらにも◎。

長寿食として重宝される理由とは?

日本人は昔から海藻を食用としてきましたが、ノリ、ワカメ、コンブにならび、
ひじきは利用加工の歴史も古く消費量が多い海藻です。
平安時代に書かれた「伊勢物語」には、男性が恋人にひじきを贈る話が登場するほど。
昔からひじきを食べると長生きするといわれ、長寿食として親しまれてきました。
これは、日本の国土にはカルシウムなどのミネラルが少なく米や農産物から摂取することが
難しい中、多くのミネラルを含む海藻から摂取することができ、
また乾燥させて流通させるため、保存がきいて、
海から遠い山の中でも食べられることができたからといわれています。
さらに食物繊維も多く含まれ、現在でも健康食として注目されています。

今月の○○の日

他にもあるある!

キウイの日(1日)

「キュー(9)イ(1)」の語呂合せで、キウイフルーツの輸入等を
行っているゼスプリインターナショナルが制定。

黒豆の日(6日)

「く(9)ろ(6)まめ」の語呂合せから。黒豆製品を扱う黒豆屋(菊池食品工業)が
1999年9月6日に制定し、日本記念日協会から正式に認定されています。

かいわれ大根の日(18日)

8を横にして下に1を書くと、貝割れ大根の芽を想起させることから1986年、
日本かいわれ協会(現日本スプラウト協会)が制定。

くるみの日(30日)

「く(9)るみ(3)はまるい(0)」の語呂合せから。くるみの
名産地、長野県東御市などのくるみ愛好家が制定。