10月2日は豆腐の日

■ 由来

1993年「とう(10)ふ(2)」の語呂合わせから、日本豆腐協会が記念日に制定。
豆腐の発祥は中国といわれ、鎌倉時代には精進料理や贈答品として普及し、広く庶民にも親しまれるようになったのは、江戸時代からだそうです。

■ 特徴

豆腐は大豆の搾り汁を「にがり」という凝固剤を用いて固めた加工食品。
製法の違いにより木綿・絹・充填などがあり、水分量や食感、味わいが異なるため、料理によって使い分けられています。

健康食品として知られる理由とは?

日本食ブームに伴い、海外でも豆腐はヘルシーな食品として食べる人が増加しています。
その理由は、豆腐の優れた栄養価から。三大栄養素に加え、ビタミンやミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいるのにも関わらず、カロリーは低いという特徴があります。

その中でもたんぱく質は、人の体内では作れない必須アミノ酸を多く含む良質なもので、動物性たんぱく質に並ぶほど。また、脂質には不飽和脂肪酸(主にリノール酸)が多く、善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を予防する働きがあるといわれています。

さらに、体内での消化吸収率が92~98%と高く、胃腸に優しいこと等、肉食の多い欧米等でも関心が高まり、今や「TOFU」の名は、世界で通用する言葉となっています。

今月の○○の日

他にもあるある!

いわしの日(4日)

「1(い)0(わ)4(し)」の語呂合わせで、1985年、大阪府多獲性魚有効利用検討会
(大阪おさかな健康食品協議会)が制定。

さつまいもの日(13日)

10月はさつまいもの季節で、産地は川越が有名。
江戸と川越の距離は十三里で、栗(九里)より(四里)、川越のさつまいも(十三里)のほうがおいしいですよ、ということを『栗よりうまい十三里』と表現したことから 「川越いも友の会」が制定。

きのこの日(15日)

1995年、日本特用林振興会がきのこの需要が高まる10月の真ん中15日を記念日に制定。

柿の日(26日)

全国果樹研究連合会のカキ部会が2005年に、全国で柿をアピールするため制定。