パフォーマンスアップ術 食生活編
集中力アップなど、良いパフォーマンスを発揮できるような健康な体づくりをするために、
日常生活のさまざまなシーンで取り入れやすい情報をご紹介します。
3食ごはん抜きなど、
極端な糖質制限は、
リバウンドにもつながりやすくなりますよ
まずは適量を把握して、
取り過ぎを無くすことか
ら始めてみましょう。
そもそも糖質取り過ぎているの?
糖質制限や糖質コントロールを考える前に、そもそも糖質の必要量はどのくらいなのでしょうか?厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2025年版)では、「総エネルギー量の50~65%を糖質を含む炭水化物から取る」という目標量の基準や最低必要量が示されています。
■必要量
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30~40代男性デスクワーク中心の方
一日に必要なエネルギー量=2300kcal -
30~40代女性デスクワーク中心の方
一日に必要なエネルギー量=1750kcal
糖質は、ごはん以外にも、パン・めん・いも・果物・砂糖・はちみつ・甘いおやつなどにも多く含まれています。ごはんの適量はお茶碗軽く1杯(150~200g程度)、糖質量で54~72g、残りを他の食材から取るようにしましょう。
■最低必要量
脳、神経組織、赤血球、腎尿細管、精巣、酸素不足の骨格筋などのために必要な量として、最低必要量は100g/日と推定されています。
糖質は 取り過ぎると、肥満や生活習慣病を招く恐れがあります。一方、不足が続くと体力の低下や疲れやすくなるなど快適な生活の妨げになります。極端な糖質制限をする前に、まずは適量を把握し、取り過ぎている場合には適量に戻すことから始めてみてくださいね。

